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ふつつかな日々
ゲーム「汝は人狼なりや?」の プレイ日記・GM日記・プレイヤー観察・戦略戦術考察 ・初心者講座です。
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【第4回】論理と感情

今まさに自殺しようとしている人を止めようとする時、
理屈だけで説得することが出来るでしょうか?


これは以前、人狼審問に参加した村で私自身が
「感情的になりすぎていて論理的じゃない」
と言われた際に反論として使った言葉です。

説得を考える際、相手の感情を無視しても恐らく成功はしないでしょう。
論理的な説得ももちろん重要なのですが、相手は人間なのです。
論理と感情。
この二つは相反するように感じる人が多いんじゃないでしょうか、なぜでしょう。

説得する際に、論理力に頼ろうとする人は、
相手の論理矛盾を突いたり言い負かしたり、
相手を否定することで自分を認めさせようと誤解していることが多いのです。
論破する事と説得する事は全く別のこと。
言い負かされたら対立感情が沸いて出てもおかしくありませんし、
そうなれば「誘導しようとしている」と感じられるものです。
言ってる事は正しいのに吊られる、という人の多くは
この誤解をしているものと思われます。

だからと言って、感情だけに訴えても説得は成功しません。
最初に書いたように「論理的ではない」ことが受け入れられない人もまた、
多く存在するからです。

論理的な人にも感情はありますし、
感覚的な人にも論理力はあるはずです。

論理と感情が相反するように感じるのは、
実はそれ以前に
「相手の話を聞く」
「相手の事を考える」
「相手を認める」
という、説得の第一段階で躓いているだけのような気がします。
論理と感情は両立できるはずなのです。
そして、相手の感情を考えながら論理的にある目的に導くのが
説得なんじゃないでしょうか。

元々、カードゲーム起源の人狼は
相手の表情や行動から何かを読み取る、というアナログな一面も持ち合わせています。
モニターの向こう側のプレイヤーが何を考え、どんな気持ちでいるのか。
想像しながら遊んでみたら、人狼はきっともっと面白いと思うのです。




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【第3回】誘導は悪なのか
誘導されたら負けかなと思ってる
                      ニート (26歳男性)


ニートかどうかはともかく、
人狼プレイヤーの中にはこう考えている人が多く存在すると思います。
誰が敵で誰が味方かも分からないゲームなのだから
自分以外の誰かがある結論へと導こうとしているならば警戒するのは当然と言えます。
あるいは、
たとえ間違ったとしても自分で考えて結論を出したい。
誰かの尻馬に乗ってゲームの勝敗をつけたくない。
そんな想いもあるのかもしれません。

果たして、誘導するということは悪なのか。

人狼というゲームに限って言うのなら、答はノーでしょう。
なぜなら誘導は誰でも出来るしやる必要があるからです。
占い師であれば自分が真占いだと誘導するでしょう。
占い師として信用を得るということは、
自分が真占いだと誘導する事と同義です。

では、本当に誘導されたら負けなのか。

これも、答はノーと言っていいでしょう。
真占いに誘導されて信じる事は村人にとって有益ですし
正しい推理であれば誘導されることで勝利に近づけると言っていいでしょう。
人狼は、
誰かを疑うゲームであるのと同時に、
誰かを信じるゲームでもあるのです。
誘導したから有利になる。不利になる。
誘導されたから有利になる。不利になる。
どちらも真であり偽です。
重要なのは何を選んで何を捨てるかであり、
誘導が悪になるかどうかは受け取り手の問題でもあるのです。

前回も触れましたが、この、受け取り手の問題。
考え方が千差万別な以上、
全ての人に通用する説得術なんてものは妄想の域を出ません。
説得対象の性質を見極めるのが説得の第一歩であると
現在は考えていますので、次回以降はこの点について考察していこうと思います。




【第2回】誘導は怪しい・・・?

○○さんは、誘導激しいから怪しいね。
○○さんは、推理してないから人外じゃないかな。


最近の人狼でよく耳にするセリフです。
面白いのは、

○○さんは、すごく推理してるから怪しいね。
○○さんは、誘導してないから人外じゃないかな。


というセリフはほとんど聞かないということ。
推理と誘導。
何がどう違うのでしょうか?

「Aさんは人狼だったBさんに投票していないから仲間かもしれないね。」
これは、推理でしょうか。
「Aさんは人狼だったBさんに投票していないから仲間だと思う。吊っておこう。」
ここまでいくと誘導?

推理と誘導は本質的には同じである、と思うのです。
だから、誘導したかどうか、推理したかどうか、
行動の有無で考えるのは短絡的で、馬鹿げている・・・
なんてことを言いたいわけではありません。
説得を考えるにあたって、これでは恐らく落第だからです。

説得するということは、相手を見るということだと思います。
説得対象が何をどう捉え、考え、反応するのか。
それを見極める事が説得の第一歩であり、
「誘導したから人外だ、なんて理論は暴論だ」と切り捨てているうちは、
有効な説得術などというものには辿り着けないと思うのです。
(勿論、この方法が有効な場合もある筈です。)

よく耳にするセリフということは、
こう考えるプレイヤーが確かに存在するということ。
それなら、そういったプレイヤーと対峙した時、
どうすれば彼らを動かす事が出来るのか・・・
しばらくの間、それを考えながら村に参加してみようかと思うのです。

自分の考えを(控え目に?)述べるだけに留めておけば(=推理?)
こういったタイプのプレイヤーには怪しまれないのでしょうか。
結論付けて、行動を強制する動きを見せるとそれが一転、「誘導」だと捉えられるのでしょうか。
「推理」には村人的な、「誘導」には人外的な含みを持たせて使われているように思います。
「推理」だと受け止められるように発言しつつ、
説得対象自身に結論付けさせる方向に持っていければ、
それが本当の「誘導」と言えるかもしれません。
「誘導」だと受け止められている時点では、拒絶反応があるはずですから、
「誘導」出来ていないのかな、
気付かれないように誘導することこそ誘導なのかな、などと思いました。

このお話は、また次回に続きます。


【第1回】説得術考察記スタート
人狼は、推理と説得のゲームである。

しかし。
私は今まで、「説得」の面を随分軽視していたように思います。
人狼時に全てを知っている視点から正論を振りかざし強弁し、反感を買って吊られる。
共有時に吊り指定したのに同意を得られず村が割れる。
占い時に偽だと見られていることも考慮できずにさらに信用を失う。
村人時に占い初日を見抜いても推理が受け入れてもらえない。
・・・
思い返せば返すほど、「説得力」があれば変わった結末があったのではないか、と
考える事は多いです。
他のプレイヤーを動かす力を持ってこそ、名プレイヤーの仲間入りが出来るのでは?
それなら、その「動かす力」、つまりは説得術について考察してみよう、というわけです。

軽視していた、と書きましたが、考えていなかったわけではないのです。
ブログ開設当初から説得術について研究してみたいという想いはあったのですが、
考え始めると奥が深い上に果たして何が正しいのか分からなくなってしまう。
結論らしいものも何一つ出ていない状態です。
ですから、この考察記では私が参加した村をモデルケースとして交えつつ、
人狼における有効な説得術を考えていこうという次第です。
考えても分からないから、実際にやりながらメモ替わりに気付いた事を書いておこう、みたいな。

数少ない読者の皆さんにも、考察に参加していただけたら嬉しく思います。
記事に対しての意見、反論、感想などは大歓迎です。
このカテゴリーが充実したら、少しは実生活にも役に立つ・・・のでしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。







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